ハンドクリームの選び方|化粧品・薬用・医薬品の違いと、ひび割れに尿素を塗らない理由
by kuratool 運営者
空気が乾く季節、ドラッグストアにずらりと並ぶハンドクリーム。実はパッケージの小さな文字で「化粧品」「医薬部外品」「医薬品」と区分が分かれていて、手の状態によって選ぶべきものが変わります。中には、ひび割れた手に使ってはいけないものもあります。違いと選び方をまとめました。
まず結論:区分で「できること」が違う
| 区分 | 表示できる効能の例 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| 化粧品 | 肌荒れを防ぐ、皮膚の乾燥を防ぐ、皮膚を保護する | 毎日の予防・保湿 |
| 医薬部外品(薬用) | ひび・あかぎれを防ぐ、肌あれ(承認された範囲) | 荒れやすい手の予防 |
| 指定医薬部外品 | ひび・あかぎれ・しもやけを治す、手足のあれの緩和 など | できてしまったひび・あかぎれ、ガサガサ |
| 医薬品(第2類・第3類) | 手指の荒れ、ひび・あかぎれ、角化症 など | 症状が気になるときのケア |
化粧品で言えるのは「肌荒れを防ぐ」「皮膚の乾燥を防ぐ」などの範囲までで、「ひび・あかぎれを防ぐ」とは表示できません。予防なら化粧品や薬用、すでにできたひび・あかぎれには指定医薬部外品や医薬品、と考えると選びやすくなります。
手の状態別の選び方
- カサつく・つっぱる:水仕事が多いなら膜で守る保護タイプ、日中ならべたつきにくいジェルタイプ
- ガサガサ・ゴワゴワして硬い:尿素を配合したもの(ひび割れや傷がない場合)
- ひび・あかぎれがある:ひび・あかぎれ用の効能がある指定医薬部外品や医薬品
- 赤み・かゆみがある:無香料などに配慮したもの。続くなら皮膚科へ
尿素20%の医薬品は15才以上が対象です。また、ヘパリン類似物質のクリーム(第2類医薬品)は、血友病など出血しやすい病気のある人は使えません。医薬品は説明書を読み、気になることは薬剤師に相談しましょう。
塗るタイミングと量
- 手洗いや消毒のあと、水仕事のあと、お風呂あがり、寝る前にこまめに塗る
- 量は、人差し指の先から第一関節まで出して両手のひら分(約0.5g)が目安(皮膚科Q&Aで塗り薬の目安として紹介されている量)
- 冬に硬くなったクリームは、手のひらで少し温めてから伸ばす
日本皮膚科学会の手湿疹のガイドラインでは、どんな塗り薬でも、しっかり規則的に塗ることこそが重要とされています。高いものを時々より、続けやすいものを毎日が基本です。
水仕事には手袋を
同じガイドラインでは、水仕事には保護手袋を使い、長時間使うときは下に綿の手袋をはめること、手袋をする時間はできるだけ短くすることがすすめられています。家事にはゴム製やビニール製の手袋が使われます。
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🔗 ハンドクリーム選び診断
手の状態・水仕事の多さ・塗るタイミング・べたつきの好みなど8つの質問で、合うタイプと商品例がわかります。
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