加湿器の方式の違い|スチーム・気化・超音波・ハイブリッドの電気代とお手入れを比較
by kuratool 運営者
冬が近づくと気になる部屋の乾燥。加湿器を買おうとすると、スチーム式、気化式、超音波式、ハイブリッド式と方式がいくつもあり、値段もさまざまです。実は方式によって、電気代もお手入れも安全面も大きく違います。違いと選び方をまとめました。
まず結論:4つの方式の比較
| 方式 | 電気代の目安(1時間) | よいところ | 気をつけたいところ |
|---|---|---|---|
| スチーム式 | 約6〜14円 | 加湿が速い、フィルター不要の機種が多い | 電気代が高め、吹出口やお湯が熱い |
| 気化式 | 1円未満 | 電気代がとても安い、吹出口が熱くならない | 加湿がゆっくり、フィルターの手入れが必要 |
| 超音波式 | 1円前後 | 本体が手ごろ、静かな機種が多い | タンクの水の衛生管理が欠かせない |
| ハイブリッド式 | 約0.4〜13円(運転による) | 速さと電気代のバランス | 本体価格は高め |
電気代は、各メーカーが公表している加湿時の消費電力に31円/kWhをかけて計算した目安です。1日8時間・30日使うと、1時間10円の機種なら月に約2,400円、1時間0.5円の機種なら約120円になります。
子どもがいるなら「熱さ」に注意
NITE(製品評価技術基盤機構)によると、スチーム式には吹出口が約90℃を超える製品があり、本体を倒したときに約80℃のお湯がこぼれた例もあります。小さな子どもやペットがいる家では、吹出口が熱くならない気化式が選びやすい方式です。スチーム式を選ぶなら、チャイルドロックや転倒時のお湯もれ防止がある機種にしましょう。
超音波式は「毎日の水替え」が前提
東京都は、加湿器、特に超音波式が、レジオネラ症(細菌を含む細かい水しぶきを吸って起きる肺炎など)の感染源になることがあるとして注意を呼びかけています。厚生労働省も、タンクの水は毎日完全に入れ替え、タンクの中を掃除するよう示しています。
- タンクには水道水を使う
- 水は継ぎ足さず、毎日入れ替える
- タンクやトレイのぬめりを取る
- シーズンの終わりには、よく洗ってしっかり乾かしてからしまう
適用畳数は「木造」と「プレハブ」の2つを見る
加湿器の適用畳数は、日本電機工業会の規格(JEM1426)で「木造和室」と「プレハブ洋室」の2つが書かれています。木造和室は気密性が低い部屋、プレハブ洋室はマンションなど気密性が高い部屋の目安です。木造の家なら小さいほうの数字を見て、部屋の広さに足りる機種を選びましょう。
湿度は40〜70%が目安
厚生労働省は、ビルなどの空気環境の基準として相対湿度40〜70%を定めています。上げすぎると結露やカビの原因になるので、湿度計を置いて確かめながら使いましょう。
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